軟式野球の社会人日本一を争う水戸市長旗第29回東日本軟式野球選手権大会に出場した公徳会佐藤病院(山形)は10月31日、準々決勝出でフタバ産業株式会社(愛知)に0-3の零封負けを喫し、4強入りにあと一歩届きませんでした。しかし、東日本の強豪24チームが出場した伝統ある大会で2勝をマーク。病院チームとしての存在感を示し、来年開催される「東久邇宮杯争奪 第1回ジャパンメディカルリーグ軟式野球大会」(一般社団法人日本メディカルスポーツ協会主催)へ期待を抱かせる結果となりました。
1回戦でパナソニック横浜(神奈川)と対戦した佐藤病院は持ち味の強打線が本領を発揮し、8-1とコールド発進しました。筑波病院との顔合わせとなった2回戦では序盤のリードを粘り強く守りきり、3-2で競り勝ちました。一方、敗れた筑波病院は10月の天皇賜杯全日本軟式野球大会に続き、2回戦での悔しい1点差負けとなりました。病院勢のもう1チーム、JA厚生連長野松代総合病院(長野)は健闘も及ばず、1回戦で盛岡信用金庫(岩手)に0-2で涙をのみました。