社会人軟式野球の日本一を争う「天皇賜杯第76回全日本軟式野球大会ENEOSトーナメント」(主催・公益財団法人全日本軟式野球連盟、スポーツニッポン新聞社)は開幕(10月16日)が迫ってきました。和合病院(愛知)が優勝した第72回大会(2017年)以来、病院勢として4年ぶりの頂点を目指す7チームの戦いぶりが注目されますが、組み合わせ抽選の結果、筑波病院(茨城)と小泉病院(広島)が1回戦で直接対決するなど好カードが目白押しとなりました。
第39回(1984年)、40回大会(85年)を2連覇したJA長野厚生連佐久総合病院(長野)は大分銀行(大分)と対戦。38回大会(83年)決勝でライト工業(東京)と延長四十五回の球史に残る名勝負を繰り広げた田中病院(宮崎)は太田市役所(群馬)との顔合わせとなりました。このほか、佐藤病院(山形)、ひらまつ病院(佐賀)、熊本赤十字病院(熊本)、青樹会(滋賀)が天皇賜杯を目指し、16日の初戦に臨みます。医療従事者を対象とした全国規模の野球大会「東久邇宮杯 ジャパンメディカルリーグ軟式野球大会」(一般社団法人日本メディカルスポーツ協会主催)の開幕を来年に控え、病院チームの活躍が期待されます。